メタンハイドレートってなに?日本近海の埋蔵量は?実用化はいつ?

海底資源で「燃える氷」とも呼ばれるメタンハイドレートは最近、注目を集めております。

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メタンハイドレートとは天然ガスの主成分であるメタンガスが凍ったもので、見た目はシャーベットや氷なのですが、火をつけると不思議と燃えます。

元々は太古の昔の海の生物たちの死骸が海の底に堆積してものから発生したメタンガスですが、それが深海の低温などで氷になりました。

なぜメタンハイドレートが注目されるのかというと、日本周辺の海に豊富に存在するためですが、一方では資源が数百メートル以上の海底に存在するため採取するのが困難といった問題があります。


▶ メタンハイドレートの埋蔵量は?

日本周辺のメタンハイドレートの埋蔵量はなんと日本における天然ガス消費量の130年分以上と推測されております。

メタンハイドレートが実用化されれば、日本は現在、高い値段で大量の天然ガスを購入しておりますが、その必要がなくなることでしょう。

日本が資源小国から資源大国になり得る、まさに夢のエネルギー資源といえます。


▶ 日本のエネルギー自給率は危機的状況?

ちなみに石油、石炭、天然ガスといったエネルギー自給率は日本はなんとわずか4%だといいます。

最近ガソリン価格の高騰が目立ちますが、これは非常に危険な状態だと思います。

日本は食料自給率が低さが問題になっておりますが、もはや我々は電気なしでは生きては行くことはできないでしょう。エネルギー自給率のほうが大きな問題と思えてきます。


▶ 日本の高い電気代の救世主となるか?

最近では高い天然ガスの影響もあってで電気代がうなぎのぼりに上がっておりますが、非常に困ったものです。

家庭においては月数百円から数千円程度の値上げで済んでおりますが、電気を大量に使用している企業にとっては、とてつもない痛手となっていることでしょう。

ただでさえ日本の電気代は諸外国に比べて割高といいますが、国際競争力が弱まり、経済に大きな悪影響を与えていることは間違いありません。

参考までに次のページで国際的な電気料金の比較がされております。

図録電気料金の国際比較

イタリアの電気料金の高さは異常と感じますが、アメリカや韓国に比べて日本の電気料金がかなり高く設定されていることがわかります。

もっとも韓国は国際競争力を高めるために無理をしているようで、このところ電気料金を上がっていると聞きます。


▶ 実用化はいつ頃?

政府は2018年までの実用化を目指しているといいますが、1兆円という莫大な予算もつけており、かなり本気だと思われます。

以前に「夢の扉」というテレビ番組でやっておりましたが試験的に深海のメタンハイドレートからメタンガスを採取することは、すでに成功しております。

ただ、採取コストとかの問題はこれからの課題となっていくことでしょうね。

アラブ諸国は石油で潤っておりますが、日本にもそのような明るい未来が待っているかも知れません。



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