世界陸上女子200mでメダルの期待がかかるアリソン・フェリックスですが、予選は余裕の走りで22秒59の好タイムを出しました。
6月の全米選手権ではキンバリン・ダンカンに敗れてしまうなど、不安が残りましたが、世界陸上は順調な滑り出しでした。
もっとも、このときのダンカンのタイムは追い風ながら21秒80で、アリソンのタイムは21秒85とかなりの高レベルの戦いでした。
これがアリソンの不調でもダンカンのマグレでもないことはわかります。
アリソン自身も次のようにコメントして完敗を認めております。
「簡単に抜いていった。リードしてコーナーを抜けて、直線も良い感じだと思っていたら、後ろから来た彼女に追いつかれた。」
アリソン・フェリックスは準決勝でもトップでフィニッシュして、いよいよ決勝に望みます。
彼女は現在のところ金メダルを8個獲得しているそうですが、これはカール・ルイスやマイケル・ジョンソンと並んでいるようです。
もし今回金メダルが取れれば9個になって、世界陸上史上では最高になるそうです。
そんな彼女ですが、オリンピックではずっとおしいレースが続いておりました。
2004年のアテネオリンピックではベロニカ・キャンベル・ブラウンに敗れて銀メダルでした。もっともこのときはまだ高校生でした。
2008年の北京オリンピックでもキャンベルに敗れ、2着でした。
しかし2012年のロンドンオリンピックではその悔しさを一気に跳ね除けるような圧勝で金メダルを獲得しました。おまけに400mと1600mのリレーでも金メダルをもらっております。
400mリレーで出場したことからもわかりますが、100mでもアリソンはかなり早いです。
主要な大会でも2位になったりしているのですが、ロンドンオリンピックの100m決勝では、メダルにとどかず5着でした。
過去の名選手なんかを見てると100mも200mも成績は変わらないような感じがしますが、彼女についてははっきりと200mのほうが得意なようです。
100mも早いですが、メダルを狙うにはやや難しいところのようです。
アリソン・フェリックスはもちろんですが、女子陸上の黒人選手ってほんとに美人が多いですね。

かつてフローレンス・ジョイナーという偉大な選手がいましたが、この人もほんとに綺麗な人でした。陸上選手がオシャレに力を入れるならもっと練習したほうがいいのではなんて思ってしまいますが、この人はおしゃれと陸上の強さを両立した選手でした。
とくに長い爪なんか見てると、走ってるとき邪魔なのではと思いました。

黒人の陸上選手がオシャレで美人な傾向があるのは、個人的にはこの人の影響が大きいと思います。
ジョイナーは明らかに美人タイプですが、アリソンについては可愛いタイプだという人も多いようです。